38期(3年生 チームSilver)春季カップ初戦

2022年4月10日(日)

昨年度に続いてRed・Silverの2チーム編成で挑む春季カップ、今年は2チームとも時間差で同じ会場での初戦。
「両チーム揃って初戦を突破し、笑顔で帰ろう!」と目標を立てて臨むこととしました。


先に戦うのは、Silver。
集合の時から緩みすぎないことを意識。
試合に向けてテンションを高めることと、そうでないことを区別してほしいと話をして、会場へ向かいました。

到着後、荷物を置いたらウォーミングアップ。
少しピリッと感じるくらいの雰囲気で、集中して準備に取り組みました。

初戦の相手はUKリバストンFCさん、2年生の時にもTRMでお世話になったチームの一つ。
あの時は、お互いに所謂お団子からポジションを意識したサッカーへ移行しようとするタイミングで、良い経験になったことを覚えています。
そんなライバルとの市内公式戦での再会、成長した姿を見せたいところ。


そして、いざキックオフ。
立ち上がりは上々、前線のプレス・突破してくる相手選手への対応と集中して試合に入れたことが伝わってきました。
ところが次第に押し込まれて自陣でプレーする時間が多くなった所で失点。

ここで意気消沈しないかが心配だったけど、今日のみんなは大丈夫だった。
「諦めるな、1点取り返そう!」と仲間に声をかけ、自分達で気持ちを盛り立てて立ち向かえた。

そんな頑張りが身を結んだのは前半終了間際。左CBの選手がセカンドボールを拾い、コースを切りにきた相手を冷静にかわして打ったシュートが決まって同点。
良いムードで前半を折り返すことができました。

ハーフタイムは良かったところの継続に加えて、
①プレーをハッキリすること
②自分の役割を忘れないこと
③ミドルシュートを含めて積極的に打っていくこと
を伝えて送り出しました。

後半は主に左サイドが主戦場だったのが逆転、右サイドでの攻防が多い展開に。
人数をかけてブロックを敷く相手に怯まず、積極的な仕掛け・奪われた後のゲーゲンプレス(即時奪回)・抜け出されても諦めないプレスバックと、気持ちを押し出して戦えていました。
そんな流れから生まれた2点目。
右サイドハーフの選手のミドルシュートが決まり、逆転に成功。

以降もスペースへ出たボールは全力で追う。
セカンドボールは身体を入れて回収、しきれなくても強いアプローチで簡単に前を向かせない。
前線の選手が積極的なチャレンジで惜しい場面を演出すれば、後衛のGK・DFがギリギリの場面でも身体を張ったプレーで失点だけは許さない。
最後の最後まで、全員が気持ちの入った全力プレーで戦う姿勢を貫いてくれました。

終了のホイッスルが鳴った瞬間、弾けるように喜ぶみんなが眩しくて、コーチはちょっと涙腺がヤバかったです(苦笑)


上の学年へ帯同した仲間の関係もあり、初の15分ハーフを控えなしの8人で戦うことになった初戦
初夏のように上がった気温も相まり、想像以上にきつかったと思います。
また1人1人の技術レベルでも、相手チームの方が上回っていました。

そんな状況を覆したのは、みんなの気持ちの強さ・チームとしての力でした。

「全員が相手の選手より、1歩でも2歩でも多く走ってこよう!強い気持ちで戦ってこよう!」
試合開始前にかけた言葉を、みんなやり切ってくれました。

攻守における仲間のミスにも誰一人としてネガティブな声なく、「ドンマイ!」と言ってはカバーに奔走してくれました。

お世辞なしに、チームとして本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。ありがとう。


仲間のRedもPK戦にもつれ込む試合を勝ち切って、目標の両チーム初戦突破は見事達成。
次戦もお互い良い報告ができるように、またここから積み上げていきましょう。
そのためにも、今日はゆっくり休んでリカバリーをしてくださいね。本当にお疲れ様でした、みんなカッコよかったよ。


最後に、対戦頂いたUKリバストンFCさん・会場担当を頂いた鑓水SCさん、改めましてありがとうございました。
引き続き、何卒宜しくお願い致します。

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